TOEICスコア50点アップした勉強法【880→930】
10月19日。
今日は「トーイック」の日らしいので、TOEICに関連する記事をお届けしたいと思う。
TOEIC勉強会に初参加
前回の受験から、約1年と3ヶ月。
しばらくTOEICはいいかな、と思っていたのに。
あることがきっかけで、2回目のIPテストを受けるに至った。
それは英語教育の権威であられる、憧れのJ先生主催の勉強会。
もともとTwitter上で、宝塚ファン同士としての交流があったJ先生。
この夏、光栄なことに英語コミュニティにもお誘いくださり、
「宝塚ファンのためのTOEIC勉強会」
なるオンラインイベントに参加させていただいたのだ。
「と、と、トーイック勉強会?」
このようなワークショップに出席した経験がないわたしは怯んだ。
こちらのグループにいらっしゃるメンバーは、英語学習の猛者ばかり。
正式な英語の試験から遠ざかっているわたしは、きっと恥をかくだろう。
英語にずっと触れてはいるけど、TOEICに特化したトレーニングはしていない。
ツイートを詳しく読み進めると、勉強のあとに飲み会の予定と記載されている。
宝塚ファンばかりが集まるオンライン飲み会なんて夢みたい!
わたしはその足で教材(TOEIC公式問題集)を買いに走った。
TOEICスコアが50点上がっていた
このように、いささか不純な動機ではあったが。
勉強会はとても楽しく、大いにモチベーションをいただくことができた。
その後、IPテストの日程までいくばくもなかったが、思いきって申し込んでみた。
問題集を一回分解いただけで本番に臨んだのだが、日頃の小さな積み重ねがものを言ったのか、前回のスコアを50点も上回っていた。
わたしと英語との関係性
ヨーロッパ系エアラインでCAとして働くわたし。
(残念ながら現在は、ロシア領空飛行禁止のためスタンバイ休職中)
四半世紀以上、仕事で英語を使ってきた。
機内サービスのほか、通訳も日本人客室乗務員の役目だ。
必然的に読み書きよりも、コミュニケーション能力の高さが重要視された。
英検などの資格やTOEICの点数は、採用試験の際に少し有利になる程度。
英文で書かれた社内文書を読んだり、英語でメールをすることはあっても、高度な読解力や文章力が求められることはなかった。
難解な文法やトリッキーな表現を知らなくても、業務上意思の疎通が図れて、適切な問題処理ができればそれで良かった。
しかし英会話講師として生徒様に教える立場の今。
正しい文法、正確な知識を身につけるため、わたしは方向性を変えた。
一度ハマると、徹底的にやり込む性格。
現在は自称「英文法のヘンタイ」と言えるくらい、偏執的な情熱を注いでいる。
もともと言語そのものに対して興味があり、日本語も外国語もひっくるめて大好き。
言葉の持つ細かなニュアンスの違いなどを調べて、自分なりに腑に落ちた瞬間にこの上ない喜びを感じる。
文化の違いもしかり。
国と国、地域と地域などの共通点を見出したり、比較したり、新しい発見をするのが楽しい。
他の人からしたらどうでもいいことにおかしみを感じるので、変わった人だと思われているかもしれない(たぶんもう思われてる🤣)
TOEICの点数が50点アップした五つのオススメ勉強法
前置きが長くなってしまったが、この1年3ヶ月でわたしがやってきたことを記そうと思う。
① 英語関連の参考書熟読
学生のときでさえ、ここまでしっかり参考書を読んだことはなかったかも。
(当時は、勉強しなければならない教科が他にもたくさんあったので…)
上の写真はわたしの蔵書の一部だが、どの本にもとてもお世話になっている。
なかでもおすすめなのが、『一億人の英文法』そして『真・英文法大全』
文法書は数あれど、この2冊を避けて通ることはできない。
この2冊を足せば、たいがいの問題は解決できる。
すでにあちこちで紹介されているが、その評判に間違いはない。
じっくりと読み込んで、内容をしっかり理解されることをお勧めしたい。
② 英語関連のYouTube、インスタアカウントのフォロー
面白くてためになる語学系アカウントが続々と増えている。
無料でこれほどすばらしいコンテンツに触れられる現代って、すごい。
スキマ時間に少しずつ視聴、チェックしているだけで、確実に知識レベルが上がっていくのを実感している。
わたしもいつか、YouTubeを発信する側になってみたいと思う。
③ オンライン英会話講師の仕事
実はこれが、いちばん英語力アップに繋がっているかも。
レッスン後に生徒さんにレポートを書くとき、細心の注意をはらう。
ぜったいに間違ったことを伝えてはいけないから、徹底的に合っているかどうか調べる。
他人のためにやっている作業が、自分の実力アップにつながっていると感じる。
Teaching is learning.
教えることは、学ぶこと。
④ 宝塚歌劇と英語をかけ合わせたSNS投稿
「好きこそものの上手なれ」という諺があるが、まったくその通りだと思う。
人は自分が好きなことを通して何かを学ぶと、何倍にも習得レベルが上がる。
宝塚の舞台作品は、美しいフレーズで溢れていると同時に、人がふだん使用している生きた言語表現の宝庫である。
ストーリーやお芝居が、ビジュアル・オーディオの両方から、知覚情報として入ってくる。
「こういうときにはこういうふうに言う」
というモデルケースを理解するための、有効な言語習得媒体のひとつだと思う。
わたしは、難しい文法などを宝塚の歌やセリフに当てはめ、できるだけ近いかたちで英訳し、作品のシーンに紐づけて覚えられるようにしている。
⑤ オンライン英会話のネイティブ講師レッスン受講
こちらは教える方ではなく、習う方。
ネイティブスピーカーの先生とフリーカンバセーションを繰り返すことで、英語に対するハードルがどんどん低くなっていく。
わたしの場合、重箱の隅をつつくようなことを知りたがるので、たまに苦笑いされることがある。
会話の内容はもちろん、宝塚✖️英語インスタグラムの投稿関連。
最近インスタライブを始めたので、ベルサイユのばらの歌の一節を引き合いに出して
「再びバラが咲きました、の『ました』は過去形?それとも現在完了形?」
などという、かなりニッチな質問攻めを繰り返している。
ここでも、人に発信することによって動機づけられ、学びを得られている。
DMM英会話をはじめ、いくつか実際に体験レッスンをした結果。
ネイティブキャンプが一番良かった。
わたしは後にここの講師になったので、手前味噌のように思われるかもしれない。
しかしいくら美味しいと言ったところで、味の好みは人それぞれ。
お試しは無料なので、ぜひご自身で確かめていただきたい。
コスパ最強のプラットフォーム⇨ネイティブキャンプ
TOEICの点数は上げられる
今日は10月19日(トーイック)だから。
「トーイックの日」に誓おう。
わたしは遠くない未来、またTOEICを受ける。
そのとき、ここに再び同じ内容の記事をあげる。
タイトルは、TOEICスコア50点アップした勉強法【930⇨980】(言うたで…)
その日を迎えられるまで。
わたしは、あくなき挑戦を続ける。
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