ミセスCAのオン&オフ日誌

ちょっぴりオタクな外資系CA の日常

星組タカラジェンヌ【侑蘭粋さん】ご卒業によせて

 

 

白いワンピースが届いた。

春先にはおる、これまた真っ白なカーディガンといっしょに。

ふだんは汚れるから、白い服はあまり買わないわたし。

けれどもこの春は、たいせつなタカラジェンヌさんの退団が控えていて。

4月6日に行われる星組公演「RRR」大千秋楽からのフェアウェルパーティー出席のため、頭のてっぺんからつま先まで白で装うのだ。

 

わたしが星組103期娘役・侑蘭粋(ゆらんすい)さんを知ったのは、彼女が研2のとき。

まだ少しあどけなさが残る、はにかんだ笑顔が印象的だった。

出待ち入り待ち時などに見た、エレガントなしぐさや天使のように可愛い微笑みを、いまでも忘れない。

ほどなくコロナ禍となり、直接会えなくなっても、舞台上で舞い踊る元気な姿に、いつもパワーをもらっていた。

 

ゆらんちゃんはわたしの光だった。

そしてこれからもずっと。

これからどんな道に進もうとも、彼女の未来に幸あれと祈る。

 

舞浜でのコンサート、礼真琴さん主演の『VERDAD(ヴェルダッド)』に出演すると知ったときは、親のように喜んだ。

推しがいない人からすると滑稽に思われるかもしれないが、ファンはご贔屓の幸せを心から願っているのだ。

ゆらんちゃんがソロで歌う場面では、こっそり客席で涙した。

ステージの上で飛んで跳ねて、キラキラと輝く彼女は、とてもまぶしかった。

 

 

新人公演で、本公演とは違う役を演じているのにもワクワクさせられた。

コロナ禍、公演中止の憂き目にあったときは、毎日気が気ではなかった。

 

タカラジェンヌの任期は、花の命にたとえられる。

限りがあるからこそ美しいのだと、胸の片隅に置きながら応援する。

だけど本当にこれで夢は終わるのかと思うと、寂しさが込み上げてくる。

心まで真っ白に染めるには、もう少し時間が必要だ。

 

舞台に立つ人は、誰もが誰かのご贔屓さん

 

表では依然として夢の世界だが、裏ではかつてない問題を抱えている宝塚。

内部からも外部からも、劇団への不信感や批判の声は、日に日に大きくなっている。

ご遺族の方への誠実な対応と体制の立て直しが求められて久しいが、いまだ前に進む兆しは見えない。

 

真実は何なのか、わたしたちには知る由もない。

ただ、故人を偲ぶ気持ちは、ぜったいに失ってはならない。

でもその一方で、それぞれがご贔屓を想う気持ちに蓋をすることはない。

誰かを愛し、感動を与えてもらった日々を否定しなくてもいいと思う。

 

舞台に立つ人は、誰もが誰かのご贔屓さん。

だからわたしは、最後の最後のその日まで。

わが贔屓の姿をオペラで追うことをやめないでしょう。

そして桜の花咲くころ、タカラジェンヌじゃなくなっても。

わたしはあなたの人生ごと、遠くで応援しています。

 

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