宙組公演【アナスタシア】過去への旅が未来のとびら開く<Blu-rayを買いました>
「信じてゆこう その先で 帰るべき場所 出会えることを」
宙組公演 ミュージカル『アナスタシア』
ムラと東京あわせて、もう三回も観たのに。
そしてこれから、もう一回観に行く予定なのに。
待ちきれなくて、Amazonでブルーレイ・ディスクをポチってしまった。
宝塚歌劇団が販売しているBlu-rayやDVD。
劇場で見逃した部分を再確認するのに、これほど役立つものはない。
なんど見返しても、良いものは良い。
息子も大好きな作品なので、一緒におうちシアターを楽しんでいる。
今回の大作『アナスタシア』を最後に。
現宙組トップコンビが解散、見納めとなる。
主演娘役の星風まどかさんが、別の組に異動になってしまうのだ。
男役トップスター真風涼帆さんの相手役に就任して以来、ずっと応援してきたのに。
とつぜんの人気コンビ解消に、ファンの心はざわついている。
劇団の人事は、ファンの気持ちに寄り添うものばかりとは限らない。
いつか『王家に捧ぐ歌』のアムネリス様は言った。
「ものごとは、あるべき道をたどるのです」と。
あとになればきっと、それが定めだったと思える日が来るのだろう。
🐦 あるオタクのつぶやき in Twitter(⇦わたしや🤣)
真風さんとまどかちゃんの、それぞれの未来を応援してる。
— Viki@CAブロガー (@takarazuka_ciel) 2020年12月11日
ふたりがどこへ向かおうとも、応援してる。
だけど私たちが帰りつく場所は、ふたりがいた宙組。
Home、Love、Family。
そのすべてが過去になっても、ぜったいに忘れない。
この先に何があるのか、誰にもわからないけれど。
信じてゆこう。
Journey to the past (過去への旅)
「この道はどこへ続く 誰も知らない」
ミュージカル『アナスタシア』の主題歌の一つである「Journey to the past」
それは、前に進むための過去への旅路。
なんだか矛盾しているようにも聞こえるが。
人はいつも前ばかり向いてはいられない。
振り返ってみてはじめて、一歩をふみだせることもある。
だからわたしは何度でも、原点に回帰しようと思う。
宝塚歌劇のブルーレイやDVDは、過去(作品)への旅の水先案内人なのである。
Once upon a December (あの日の12月)
時計の針は戻らなくても、オルゴールの音色は変わらない。
この世界には、変わるものと変わらないものとがある。
その事実を受け入れたうえで、どちらも大切に生きていきたい。
「あの日の12月」を忘れない。
広大なロシアの大地に降り積もる、幻想的な白い雪。
夢と希望に満ちあふれた、華やかで賑やかなパリの街。
ディミトリとアーニャの笑顔を。
舞台に息づく、すべての人たちを。
この目にしかと焼きつけよう。
つぎの12月、そのまた次の12月が訪れるころには。
それぞれの組で、素晴らしい名作が生まれていることだろう。
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