宝塚観劇の日の楽しみかた【日比谷シャンテ編】
東京宝塚劇場 星組公演「眩耀の谷」「Ray」に行ってきた。
ひさしぶりの、息子と二人での観劇。
古川雄大くん主演の東宝ミュージカル「モーツァルト」以来である。
宝塚歌劇を一緒に観るのは、朝夏まなとトートの「エリザベート」以来。
だから最後に来たのは、もう4年も前のこと?
小さいころから演劇を観るのが好きだった息子。
これまで、帝劇や劇団四季ほか、いろいろなジャンルの舞台を見せてきた。
いつもお子様イスをお借りしていた子供が、今じゃ古川くんくらいの背丈になっているのだから、時の流れはすごい。
星組観劇の前日。
ツイッター上で、何名かのフォロワーさんが同じ日に来られることが判明。
「会えるといいですね」
とツイートしあってはいたものの、あの観客数だ。
果たして、お互いを見つけることができるのだろうか?
そして当日。
その心配は、杞憂に終わった。
なぜなら、息子を目印に私たち親子を探してくださったからだ。
若い男子はそれだけで目立つので、宝塚劇場においてはランドマークのような存在かもしれない。
おかげさまで、日ごろから優しくしてくださっているフォロワーさん達とお目にかかることができた。
いつもはSNSを通した、文字だけのお付き合い。
けれど実際にお会いしてみても、その印象はほとんど変わらなかった。
ネット社会といえども、人の本質というのは変わらないのだろう。
いつも面白い言葉の応酬を交わして、楽しい時間を共有してくださる方々。
初対面とは思えないくらい、なぜか懐かしく近しい感じさえする。
おそらく同じ趣味を持つ人間同士は、無条件にひかれ合うのだろう。
わたしはハグしたい気持ちをグッとおさえて、マスクの下で控えめにご挨拶した。
本来ならば終演後に、お茶でもご一緒させていただきたいところ。
だけどこのご時世なので、涙をのんでお別れした。
遠くないいつか、ゆっくりお話しできる日が来るといいな。
日比谷シャンテでショッピング&ディナーを楽しむ
コロナ以降、フライトがなくなり、自主的に自粛の日々を送っていたわたし。
そろそろ家族とくらい外食してもいいのではと、帰りに日比谷シャンテに寄った。
エスカレーターを降りると、なつかしの「キャトルレーヴ」
現在は入場制限を行なっていて、1時間半後の整理券しかないと言われた。
「これから食事をするからちょうどいいと思い、それを受け取った。
同時に、二人で200円分のお食事券をいただいた。
待たせている時間に対する、お店からのご厚意である。
おしゃれな洋食レストラン【神田グリル】
割引券を握りしめて向かった先は、B2Fのレストラン「神田グリル」
ハンバーグをはじめとする、昔ながらの洋食が、おいしいワインと共にいただけるお店だ。
わたしたちはちょっと贅沢に「オムライスセット」をオーダーした。
おりしも、今年二十歳になった息子。
外でお酒を飲める機会に遭遇するのは、成人して初めて。
まだ外は明るい時間だったが、せっかくなので赤ワインで乾杯することにした。
おとなりの座席との間には、しっかりとした衝立があり、ソーシャルディスタンスが保たれていた。
座席に置かれたすみれ色の袋は、キャトルレーヴのもの。
お隣さんも、そのまたお隣さんも。
ここではみ〜んな、タカラヅカファンなのだ。
おいしい和風カフェレストラン【麻布茶房】
場所を移動して、今度は甘味処「麻布茶房」へ。
写真は、わたしが頼んだ「白玉クリームあんみつ」
もちもちの白玉。
ミルクの風味豊かなソフトクリーム。
上品な黒みつに、魅惑のあんこ。
フルーツの甘さが、ほどよいアクセント。
いちばん人気なのか、周りのおばさま方も、こぞってこれを食べておられた。
息子が選んだ「キャラメルクリームかき氷」
こちらは定番メニューではなく、夏の期間限定スイーツだったようだ。
彼は「めちゃくちゃおいしい!」を連発していた。
幼いころは、こうしてよく外食したね。
大学に入ってからは、ミュージカル活動で忙しく、一緒に過ごせる時間も少なかったから。
コロナ禍で時間ができて観劇が叶ったと思えば、それも悪くないかもしれない。
つきあわせたキャトルレーヴでは、真風涼帆さんの舞台写真ばかり眺めていた息子。
宙組公演「フライングサパ」を、楽天TVのライブ配信で視聴してからというもの。
ゆりかさんのカッコよさを再認識したらしい(血は争えない?)
心あるフォロワー様より温かいお心遣いをいただき、この週末、息子も日生劇場に伺うことができるようになりました。
フライングサパの世界を生で観て、彼が何を感じるのかが楽しみです。
わたしは別の日に観せていただいたので、もうチケットはないけど。
終演後にまたシャンテに誘って、一緒にごはんでも食べて帰ろうかな。
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