新しい飛行機【エアバスA350型機】日本へ飛来
ヨーロッパを代表するエアラインの一つに勤務しているわたし。
このたびわが社に、最新のフリートが導入された。
エアバス A350。
その性能は、弊社が所有する従来の機材すべてを上回るという。
その翼がまもなく、東京路線にもお目見えする予定だ。
乗務する機材が変わると、新たに覚えることが増える。
どこに何があるのか。
どうやって使うのか。
われわれ客室乗務員にとっては、忙しい日々が予想されている。
だが、この晴れがましい雰囲気は嫌いじゃない。
わたしも早く実物が見てみたいと思う。
外資系航空会社の日本人乗務員は、基本的に日本路線でのみで働くため、乗務できる飛行機の種類が限られている。
わたしの場合、入社当初がボーイング767型機。
その後、現在に至るまでエアバス A340という機種に乗務している。
このたびの機材変更にともない、自分がCAデビューした飛行機「B767」のことを思い出した。
この日と同じように。
いつかまた、いま飛んでいる機材をなつかしく思うときがくるだろう。
その日をむかえるまで、自分はどれだけ成長できているだろうか。
まもなく日本に飛んでこなくなる、エアバス A340。
わたしの喜びも悲しみも涙も、みんな知っている大切なバディー。
最後まで、しっかりと向き合っていきたいと思う。
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