息子またひとつミュージカルの階段を上がる
つぎの舞台を2020年3月に控えた息子。
こんどは、ドイツ人の青年を演じるそうだ。
役柄のイメージに合わせて、演出家からヘアスタイルを変えるよう指示されたという。
それも、キツめのチリチリパーマにせよとのお達し。
長めのウザバングスが、彼のトレードマークだったのに。
急にそんなイメチェン…?
もちろん色も明るくして、外国人風にするのだと。
いや〜ちょっと待ってよ。
なんぼなんでも、それは大学生としてどうなの?
ハリウッド俳優たちが、役によって太ったりやせたりするのはスゴイと思うけど。
わが子が公演のたびに、別人みたいになるのはねぇ。
まぁ、言うてもしゃーない。
元宝塚歌劇団月組の美弥るりかさんや、現役スターの暁千星さんのように、ステキな「ややチリ」ヘアーになって帰ってくることに期待しよう。
外部作品のオーディションに合格
先日、また新たなオーディションに受かったという息子。
まだ、つぎの舞台がはじまってもいないのに。
それは外部のオーディションで、完全にプロのカンパニーのものだ。
したがって、ギャラが発生する。
自分の歌と演技に、個別の対価が支払われるのだ。
公演のDVD化も予定されているというから驚きだ。
「どんどん、こっちの道に行っちゃってるね」
「ま、世の中、そんなに甘くないわ」
「だよね」
行きつく先が、本物の芸の道だとしたら。
それはそれで素晴らしいことだと思う。
いずれにせよ、これほどまで何かに打ちこんだ経験は、その後の人生の糧となるに違いない。
その日の夜遅く。
表参道の美容院から帰ってきた息子は、美弥さんでも暁さんでもなかった。
「ちょっとチャラいかな?」
笑いながらも、少し心配げな表情。
どんな髪型をしていようと、あんたはあんた。
自分を信じて、己の道をまっすぐつき進むがいい。
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