ミセスCAのオン&オフ日誌

ヨーロッパ系航空会社CAのブログ。フライト・宝塚歌劇・愛犬・ワイン・ジュエリーなどについて書いています。

息子が舞台【ミュージカル】に興味を持った理由

息子が舞台【ミュージカル】に興味を持った理由

 

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次回公演を3月に控えた息子の周辺が、ふたたび騒がしくなってきた。

昼夜を問わず、大声でうたったり、セリフの練習をしたり。

聞かされているこちらまで、耳が忙しい。

それは突如としてはじまるので、だれか来たのか、電話でしゃべっているのか、錯覚を起こしてしまうほどだ。

去年まで、サッカーひとすじだった彼が、ここまで変貌するとは。

わたしを含めて、だれも想像しなかった。

 

つぎの舞台は、いろんな意味で、デビュー作とはケタ違いのスケールらしい。

ミュージカル「エリザベート」や「モーツァルト!」に出演されている、現役の俳優さんが総監督をつとめられているそうだ。

前回は、ノルマを達成できるかどうか心配したが、今回のチケットは飛ぶように売れているという。

はやく申し込まないと、家族であるわたしですら、取れない可能性があるというのだ。

まだフライトのスケジュールもわからないが、とりいそぎ、行けそうなところで押さえておくことにした。

 

第一の影響力【タカラヅカ】

 

息子が芸能活動に傾倒するなど、想像もしなかったといったが、よくよく考えてみると、その片鱗はあったかもしれない。

5歳のころから「タカラヅカスカイステージ」を視聴(受動喫煙ならぬ、受動視聴笑)

生の舞台にも、可能なかぎり一緒に連れて行った。

前述の「エリザベート」と「モーツァルト!」は、両方とも複数回、劇場で観ている。

 

水夏希さん主演、2007年の雪組公演「エリザベート」では、みずから出待ちをしたいと言いだし、楽屋口で根気よく待った。

ルイジ・ルキーニ役の、音月桂さんが出てこられたときに、息子は叫んだ。

「ルキーニ!」

小さな男の子の声を聞いた音月さんは、驚いたようすで声の主を探した。

そして息子の姿を認めると、こぼれんばかりの笑顔を向けてくださった。

うす汚れたルキーニではなく、音月さん本来の神々しいお姿を、わたしはいまも忘れない。

 

さらに小さかった2005年のこと。

雪組公演「霧のミラノ」と同時上演のショー「ワンダーランド」では、2階席だったにもかかわらず、奇跡が起きた。

小さい男の子は、それだけで目立つのだろう。

当時2番手スターだった水夏希さんが、こちらに向かって大きく投げキッスをしてくださったのだ!

「ヒイィィッ!」

わたしたちの座席周辺の観客から、へんな声が上がるほどすごい破壊力だった。

流れ玉に当たったご婦人たちからは、「ぼうや、ありがとね〜♡」とお礼を言われた思い出がある。

 

いちばんびっくりしたのは、2008年に上演された月組の「ME AND MY GIRL」

まだ中堅どころであった明日海りおさんが、ジャッキーという娘役をされていたとき。

通路側に座っていたわれわれは、ランベスウォークの客席降りで、みりおさんが真横に来られるというシチュエーションに遭遇したのだ。

かわいらしいピンクのお衣装に、金色の巻き毛。

透き通るような白い肌と、スラリとしたプロポーションは、見るものを釘づけにした。

美しいの権化みたいな、みりおさんの女装(?)

まぶしくて直視できやしない。

ただ、息子にハイタッチしてくれたことだけは覚えている。

それはもはや、美の暴力でしかなかった。

去りぎわには、茶目っ気たっぷりのウィンクを飛ばして、舞台上へと戻っていった。

あとに残ったのは、まるで光の屑が舞うような、夢のごとき残像だった。

越乃リュウさん演ずる執事のヘザーセットが、お屋敷の扉を閉めるまで、なにが起きたのか理解できないくらいの衝撃を受けた。

 

こうして考えてみると、息子が舞台に興味を持つきっかけは、たくさんあったということだ。

今日も、元気にお稽古に出かけて行った。

いままで自分が与えてもらった感動を、こんどは、他のだれかに与えることができるような、そんな舞台人に成長してほしいと思う。

 

 

www.ciel114.com

 

 

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