ミセスCAのオン&オフ日誌

現役主婦CAが、人生という旅の中で感じた諸々を綴ります。 愛する故郷大阪と、東京そして世界を繋ぐ架け橋となるのが夢。

ダイバート

289B0471-7385-48B6-BF0F-07F1C76E7CA3.jpeg

 

ダイバート…航空用語で、代替着陸。

お天気や事故などが原因で、当初の目的地以外の空港に着陸すること。

 

最近では雪の影響で、たくさんの航空会社がダイバートを余儀なくされている。

 

わが社も先月、成田に着陸するべきところを、雪のため滑走路が閉鎖されており、セントレア(名古屋空港)へダイバートしなければならなかった。

 

乗り合わせていた日本人乗務員は、同期のAちゃん。

 

 

「いまセントレア。機内でカンヅメ!」

 

同期でやっているLINEに、メッセージが入った。

 

乗務員の仕事は、つねに変化と隣り合わせだ。

いかなる側面においても、高いリソースフルネス(臨機応変さ)が要求される。

 

日本人乗務員は、一機に二名しかいないので、自分たちが日本人乗客の安全を守る役割を担っていると肝に命じている。

 

機長からの情報を的確に把握し伝達すること、非常事態にとまどう乗客のケア、そして本国のクルーとの連携。

 

すべてのタスクをこなしながら、機内という密閉された空間で、はてしない待ち時間と戦う作業は非常にストレスフルだ。

 

しかし、そんな状況下でも、本国のクルーたちは明るくしたたかだ。

 

いつ再出発するかわからない…

もしかすると今夜は見知らぬ土地、ナゴヤで夜を明かさないといけないかもしれない…

 

一人のクルーが、名古屋について調べたらしい。

すると…

 

The most boring city in Japan (日本で一番たいくつな街)

 

と出てきたそうだ。

 

そうこうしているうちに飛行機は成田に向けて再出発、何とか無事にフライトは終了した。

 

Aちゃん、クルーのみんな、本当にお疲れ様でした!

 

ところでわたしは昨日、その便のキャプテンとスチュワードと一緒に働いた。

二人はその日の話題で持ちきりだった。

 

日本大好きなスチュワードが

 

ねえ、ナゴヤって、本当に面白くないところなの?

 

と聞いてきた。

 

わたしは名古屋に行ったことがないので答えられなかったが、味噌カツや小倉トースト、名古屋城に名古屋嬢と、楽しいものがいっぱいありそうな気がする。

 

外国人から日本について尋ねられて、答えられないのは恥ずかしいと思った。

いつかまとまったお休みが取れたら行ってみよう。

 

キャプテンに、

 

羽田には降りられなかったの?

 

と訊くと、

 

だれもハネダに行けなんて教えてくれなかった。

ナリタの近くに、そんな空港があったんだね。

 

だって!

 

管制塔からの、地上に関する情報がほとんど入らず、ただナゴヤへ向かえとだけ言われたそうだ。

成田がずいぶんと混乱していた様子がうかがえる。

 

キャプテンはノルウェー人なので、雪にはめっぽう強い。

 

どうしてトーキョーは、あの程度の雪であんな騒ぎになるのだと、たいそう不思議そうだった。

 

羽田に着陸指示がなかったことについて真相は定かではないが、我々が知り得ない複雑な事情も絡んでいるのだろう。

ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えて頂きたい。

 

いずれにせよ、スキー場以外には、これ以上ドカ雪が降らないことを切に祈る。

 

 

 

ブログランキングに参加しています。

励みになりますので、よろしければポチッと応援お願いします。

 


人気ブログランキング