ミセスCAのオン&オフ日誌

現役主婦CAが、人生という旅の中で感じた諸々を綴ります。 愛する故郷大阪と、東京そして世界を繋ぐ架け橋となるのが夢。

心に花 唇に歌 そして拳に力を

年が明け一月も半ばを過ぎると、暮れの喧騒はどこへやら。

またいつもの暮らしが戻ってきた。

 

年末年始を振り返ると、レコード大賞や紅白、カウントダウンTVなど、華やかな歌番組が目白押しだった。

 

同じアーティストがあちこちに顔を出すので、ヒット曲というのは自然と耳に残る。

 

人間の脳は、頻回に接する人や物事に好感を抱く作りになっているらしい。

だから、何度も耳にする曲は、好感度が高いのだ。

 

歌謡曲至上主義のわたしは、いまの音楽シーンを代表する西野カナの歌に違和感を感じていた。

 

今年のヒット曲「パッ」は特にそうだった。

 

♪毎日毎日 朝起きて お化粧して

来る日も来る日も 仕事して 家に帰る

本当はやりたいこともいっぱいあるのに

メイクも落とさずベッドにダイブ♪

 

それ、いちばんあかんやつな!

将来、イタい目にあうから、若いうちからちゃんとしとき!

 

などと、老婆心しかなかったのだが、何回も聞いているうちに、

 

ウンウン、わかるわかる。

たまには、炭酸みたいにシュワっとハジけたいよね!

 

と洗脳されている自分がいた。

 

印象深いのは「ししゃも」というロックバンドで、

その歌詞はこうだ。

 

♪良いことばかりじゃないからさ

痛くて泣きたいときもある

(中略)

昨日の自分を褒めながら

今日をひたすらに走ればいい♪

 

人気テレビドラマ「カンナさーん!」の主題歌、

AIと渡辺直美のデュエットは

 

♪勇気を出して少しずつ

泣いて 笑って また進む

たまにさがって また進む♪

 

【ムム、どの歌にも、共通点があるぞ…】

 

昭和に脳内タイムスリップしてみたら、そのルーツが浮かび上がってきた。

 

水前寺清子の「365歩のマーチ」だ。

 

♪しあわせは 歩いてこない

だから歩いて行くんだね

一日一歩

三日で三歩

三歩進んで 二歩さがる

人生は ワン・ツー・パンチ

汗かき べそかき 歩こうよ

あなたのつけた 足あとにゃ

きれいな花が 咲くでしょう♪

 

つらいことがあっても、少しずつ前に進もうとする気持ち。

それは時代が変わっても、人間にとって普遍的なものなのだ。

すべての応援歌は、チーターに通ず。

 

この歌の三番がまたいい。

 

♪しあわせの 隣りにいても

わからない日も あるんだね

一年三百六十五日

一歩違いで にがしても

人生は ワン・ツー・パンチ

歩みを止めずに 夢みよう

千里の道も 一歩から

はじまることを 信じよう♪

 

いつの時代も、人間であるかぎり、だれもが多かれ少なかれ生きづらさを感じている。

社会が、環境がかわっても、また新たな課題や問題が生まれる。

 

歌というのは、時代を映し出す鏡であると同時に、いまを生きる人間を励ましてくれる心の友なのである。

 

ところで、ワン・ツー・パンチの意味を調べたら、ボクシングの打法だということが分かった。

デジタル大辞泉によると、

「ボクシングで、左(右)で軽く打ち、続いて右(左)で強打する攻撃法」

だそうだ。

 

人生は一発では決まらない、

とどめを刺すことができるまでパンチをくりだそう、

というところか。

 

わたしは、いくつ空振りのパンチを打ってきただろう。

そして、どれだけ違うところを叩いてきただろう。

傷ついたこぶしをじっと見つめる。

 

でも人生まだまだこれから。

たくさんの夢を握りしめて、明日もひたすらワン・ツー・パンチだ!

 

 

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