あだ名 それは燃える生命
ハンドルネームを愛犬の名前にしていたが、イヌと同じでは少々不都合なので、改名することにした。
高校時代からのあだ名「びき」に変更いたしますので、どうぞよろしくお願いします。
大阪人のあだ名の付け方の流儀
あだ名といえば、大阪の人間のあだ名の付け方はおもしろい。
外見からイメージされるあだ名については、おおよそ記載を憚られるものが多いので、あえて控えることにする。
ここでは、名前そのものから派生したあだ名にフィーチャーしていきたいと思う。
ひとりずつひとつ
東京エリアと一線を画すと思われるあだ名の筆頭に、下の名前ではなく苗字に「〜っち」が付随するものが挙げられる。
トクダなら「とくだっち」
キトラなら「きとらっち」
タカツジなら「たかつじっち」
という具合に、おおむね規則的に変化する。
「〜本」や「〜元」で終わる苗字は、だいたいが「もっちゃん」と語尾変化をする。
さかもっちゃん、まつもっちゃん、もりもっちゃん、やまもっちゃん他。
苗字の頭文字が促音化し、さらにひねりを加えたものも多く見られる。
うっさん、さっかん、はっしん、まっつん、よっちん、きっせん、などがそれに該当する。
エンドウクミコなら「えんこ」
ノグチヒサコなら「のこ」
と、語幹と語尾?のみを合体させたもの。
おかも(オカモト)
はなお(ハナオカ)
など、苗字の上部のみを使用するもの。
ケイコ→クエコ→クエ
トモミ→チョモミ→チョモ
など、響きが少しずつ変化していったもの。
「岡さん→おかーさん(お母さん)→マミー」というふうに、出世魚的な進化をとげるもの。
ブッチ、ケチャップなど、もはや何が語源なのか分からないものまで。
とにかく、ありとあらゆる形態を網羅しているのが特徴だ。
長年の研究に基づいて、わたしが独自に導き出した、大阪人のあだ名の付け方に関する法則。
その最たるものは、以下のとおりである。
いくらキレイだろうが頭が良かろうが、
みんな平等に変わったあだ名が付く
わたしは、このへんの公平性も気に入っている。
イジられてナンボ。
イジられないことは、大阪では死を意味する(と思う)
呼びかけようあだ名を すばらしいあだ名を
へんなあだ名、エキセントリックなあだ名のみなさん。
それは、あなたが愛されている証拠に他ならない。
自分のあだ名を、誇りに思おう!
…ただしそれは、大阪限定の話かもしれない。
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