アホ論【大阪人によるアホについての考察】
大阪の人間にとって、「アホ」は大切な言葉である。
場合によっては、アホと呼ばれることが、勲章ともなり得る。
「おまえ、ホンマにアホやな」
と言われることに、快感さえ覚える瞬間があるのだから。
(どうでもいい話だが、この場合アクセントは「ホンマに」の「ホ」につく)
そこには蔑みだけでなく、一抹の賞賛と、ある種の愛おしさとが含まれている(はず)
大阪の人になら、きっと分かってもらえると思う。
アホとバカのニュアンスの違い
大阪から東京に出てきてからというもの。
アホの価値について、しばしば考えるようになった。
ここ東京において、アホという単語は、ただの外来語にすぎない。
もっとかんたんに言うと、「バカ=アホ」みたいなとらえ方をされている。
だが、バカとアホには、決定的な違いがある。
それは、バカと言われても嬉しくないのに対し、アホと言われると誇らしい気分になるケースがあるということだ。
なぜなら、アホは「愚か者」という意味に加え、人間味や色気といった、その人の持つ紙一重の魅力を指すことがあるからだ。
ドラえもんのキャラクター【出来杉くん】に見るアホの欠如
大阪エリア一般では。
まんが「ドラえもん」に出てくる優等生キャラ「出来杉くん」タイプの男性は、あまりモテない。
みなさんもご存知のとおり、彼はすべてがパーフェクト。
成績優秀、スポーツ万能。
モテモテでハンサムで、性格もいいときている。
だけど、どこかにアホの要素がないと、とっつきにくい印象を与えるのだ。
オモロイことひとつ言えんような男は、大阪ではウケない。
しかし、そこは笑いのお膝元。
出来杉くんの顔をした男の子も、しっかりとアホが言える。
ちなみに、出来杉くんの下の名前をご存じだろうか。
「英才」と書いて「ひでとし」だ。
「出来杉英才」
上の名前も、下の名前も、凡人離れしている。
カルディで人気のカップ麺【ソパ・デ・アホ】
長々とアホの定義について述べてしまったが、先日カルディで「おいしい」ラーメンを見つけた。
ソパでアホ、やて!!
わらける🤣🤣🤣
「アホ」は、スペイン語でニンニクのこと。
「ソパ」は、スペイン語でスープのこと。
だから「ソパ・デ・アホ」は、「ニンニクのスープ」って意味になるのね。
ちなみに、スペイン語で牛肉のことは「バカ」と言う。
だから「牛肉のニンニク炒め」は 、「バカでアホ」なんだって!
注文するときは、「馬鹿で阿呆ひとつください」みたいに言うんだよね😆
もぉ〜🐮🐮🐮最高に「おいしい」な!
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