落ちこんだ時に聴いてほしい宝塚の名曲【ミーアンドマイガール】
今日も一日、おつかれさまでした。
お仕事はいかがでしたか?
作業がはかどった?
ノルマが達成できた?
お客さまから喜んでもらえた?
ゴールデンウィーク明けの、週のど真ん中。
お疲れの方が多いのではないでしょうか。
主婦の方々は、お弁当の再開やお子さんの送迎、いまも後かたづけなどで忙しい時間をお過ごしでしょう。
学生さんも、すでにお休みが恋しくなっておられるのではないでしょうか。
ミーマイのサリーから学ぶ、しんどい気持ちの乗り越え方
毎日いろいろとたいへんで。
がんばってるのに、なんだかうまくいかなくて。
夢と現実のギャップが大きすぎて、ふと悲しくなったり。
目の前のことをこなすのに精一杯で、明日が見えなくなったり。
もう立派な大人だけど。
泣きたくなるときだってありますよね。
だけど人はみな、等しく最期に向かっていて。
だれもがその限りある時間を生きています。
同じ人生を生きるなら、明るくしたたかに生きたい。
そんな思いをミュージカル『ME AND MY GIRL』のサリーが代弁してくれます。
生きてれば どんな目にあおうとも あごで受けとめて ニヤリと笑おう
わたしはつらいとき、この歌を口ずさみます。
すると、すこしだけ心が軽くなります。
みなさんにも、そんな心の歌がありますか?
心が折れそうなときには、藁にもすがりたい。
宝塚の楽曲は、いわば金の藁です。
ちなみに上の写真は、わたしがその愛ゆえに殉教?した元月組トップスター・瀬奈じゅん氏演ずるビルと、彩乃かなみさん演ずる可愛い恋人サリーです。
凹んだあなたにおすすめソング【顎で受けなさい】
ストーリーも曲も、きわめて明るい調子で描かれている作品、ミーマイ。
だけど、ときおり死生観のようなものが見え隠れすると感じるのは、わたしだけでしょうか。
ハートをなくしそうになるほど悲しい目にあっても、簡単に命を絶つことはできない。
生きるも死ぬも、神様が決めること。
だったら腹をくくって、この世でなんとかしなけりゃならない。
そんなメッセージを感じます。
英語には「あごをあげる=顔をあげてがんばる」という慣用句がありますが、日本語ではどちらかというと「腹をくくる」のほうが、ニュアンス的に近いかもしれません。
ガタガタしたって、いつかはあの世へ行くんだから。
覚悟を決めて、与えられた命をしなやかに生き抜こう。
サリーはそう誓うんです。
歌の文句のように『スマイル〜スマイル〜♪』とまではいかなくても。
腹さえすわれば、なんとか生きていける。
でもこの歌が『顎で受けなさい』じゃなく『腹をくくって」とか「腹をすえて」っていう邦題だったら、急に和物っぽくなりますね。
腹をくくったら〜苦い顔して〜スマイル〜♪
自分の人生は、自分のもの。
どんなにつらくても、だれかに代わってもらうことはできません。
そして、誰からも支配されてはならないのです。
同じ人生を生きるなら。
どんなことが起きても。
サリーのように、顎で受け流していこうじゃありませんか。
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