Christmas in Copenhagen【おとぎの国】デンマークのクリスマス
マッチ売りの少女が、ひとつ、またひとつ。
マッチにあかりを灯したように。
あたたかで優しい街灯がゆらめくコペンハーゲン。
パリやニューヨークのような派手さはないけれど、一年でいちばん華やかな季節。
人々は、クリスマスの飾り付けがされた街を、思うがままにそぞろ歩く。
そこに流れる空気はなごやかで、冷気のなかに温もりさえ感じられるほど。
わたしはフライトで、ひとりぼっちだったけれど、せっかくの中一日便。
しっかりと防寒をして、日暮れの街へとくりだした。
クリスマスマーケット【コンゲンス・ニュートー広場】
メトロに乗って、コンゲンス・ニュートー駅まで。
いつもは静かなこの場所も、たくさんの人びとが行き交っている。
広場には屋台がひしめき、いろんな国からやってきたお客さんたちで賑わっている。
グルッグ(グリューワイン)のお店
シナモンやクローブ、オレンジピールなど、スパイスの効いた北欧のホットワイングリュッグ。
この甘くて熱々の赤ワインは、一度飲んでみる価値あり。
毎年クリスマスの時期になると、レストランやカフェなどでも味わうことができます。
町歩きで冷えた身体が、ポカポカと温まります。
クリスマスオーナメントのお店
かわいいお人形が、ところ狭しと陳列されている。
おどけた表情のサンタクロースやスノーマン。
どことなくノスタルジックな趣き。
みんなで「こっちへおいで」と呼びかけているみたいです。
冷やかすだけの客もいれば、真剣に商品を選ぶ人もいる。
後者はおそらく、ご自宅のツリーに飾られるのでしょうね。
白亜の宮殿【ホテルダングルテール】
屋台からふと見上げると、高級ホテル ダングルテールの鮮やかなライトアップが!
客室の窓をアドベントカレンダーに見立てた、ロマンティックなデコレーション。
幻想的な青色に、目が惹きつけられる。
トランプのカードにも見える?
まるで、不思議の国のアリスの世界に迷い込んだみたい。
そしてホテルの前には、出勤前?とおぼしきサンタさん。
ソリを引くトナカイさんたちの「やったるで!」感がすごい。
(サンタのおっちゃん、いつでも出れるで!)
アンデルセンが愛した港町【ニューハウン】
歩みを進めて、おつぎはニューハウンまで。
ここは、両岸に飲食店やアンティークショップが軒を連ねる、コペンハーゲンでいちばん活気があるエリアの一つだ。
カナルツアー(運河クルーズ)の出発地でもあり、観光名所としても旅行客に人気が高い。
昼間に目を楽しませてくれるカラフルな建物の色のかわりに、夜は柔らかなイルミネーションが浮かび上がっていた。
コペンハーゲン随一の目抜き通り【ストロイエ】
まわれ右して、こんどはストロイエを歩くことに。
この通りはコンゲンス・ニュートー広場と、市庁舎広場を結ぶ歩行者天国。
ときおり「中世か」とつっこみたくなるくらい、石畳の上をお馬さんがカッポカッポのどか〜に歩いているのを見かける。
ほどなくして、右手にイルムデパートが見えてくる。
Illum
ふだんと違って、きらびやかな電飾のドレスでおめかし。
ハートと星のライトアップがお洒落。
その先には、ロイヤルコペンハーゲンやジョージジェンセンの本店が立ち並ぶアマート広場。
その奥のほうにも、クリスマスの市が立っているのを発見!
行ってみよう!
色とりどりのお菓子を売る店
キャラメルファッジから漂う、あま〜い匂い。
まるでせっけんみたいな、ファンシーな色もある。
どれもこれもうーん、おいしそう。
画面右下の赤いヒモみたいなのは、おそらく「例のアレ」の仲間だと思われます。
そう、先日アップした記事のアレです。
アレの親玉が、下の写真のどこかに隠されているよ←ぜーんぜん隠れてない
あそこだけ黒々として、すごい圧を感じる!
「アレ」の答え=ラクリス(写真上の方にある漆黒の闇…あるいは炭みたいなやつ)
📕 ラクリスの正体については、こちらの記事をご覧ください。
天高くそびえるクリスマスツリー
さいごはマーケット中央に設置された、巨大なクリスマスツリー。
まばゆいくらいに光り輝いていた。
やっぱりゴールドという色は、縁起がいいものですね。
2018年の皆さまのクリスマスが、このツリーのようにキラキラ輝いたものとなりますように!
🎄Happy Holidays 🎅
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