なぎなた部 同窓会
まもなく、創立100周年を迎えるわが母校・I高等学校。
人生を振り返ってみるに、高校3年間がいちばん楽しく、また希望に満ちあふれている時代だった。
100周年記念の日に先立って、わたしが所属していた、なぎなた部OG総会が開かれた。
廃部となったあと、ながく手つかずの状態で預けられていた部費を、このたび母校に寄付するという連絡をいただいた。
同時に同窓会も開催されるというので、早くから会社に休みを申請し、はやる気持ちで大阪へと飛んだ。
参加者、40名弱。
最上級生と最下級生の学年差、およそ15年。
こんなにおおぜいの部員が一堂に会したことは、かつていちどもなかった。
卒業後、連絡がとだえ、バラバラの場所に住んでいる人たちを集めるのは、たいへんなお骨折りであったと思う。
また、眠っていた部費を生きたお金に変える諸手続きをしてくださった先輩には、感謝してもしきれない。
基本的に、高校3年間のうち直接関わりがあるのは、ひとつ上の学年とひとつ下の学年だけである。
だがこの会では、期をこえての交流を持つことができた。
はじめてナタを握った日のこと。
防具をつけた自分と、同期の姿。
道場に掲げられた「文武不岐」の文字。
はだしで相手にふみこんでいく感覚。
試合のときの緊張感と、仲間たちの熱い声援。
暑い日も寒い日も。
明けても暮れても。
武道に打ちこんだ、あの日の思い出がよみがえる。
同じ経験をした者たちは、その後の人生で同じ時間を共有していなくても、通じあえるものがある。
同じ景色のなか、同じ志を抱いて、練習に励んできたから。
多くを語らなくても、それだけで分かりあえるものがある。
先輩後輩というのは、目に見えない糸で繋がっているのだ。
同学年や近い学年の部員は、言わずもがな。
苦しいときも嬉しいときも、青春の日々を分けあった友。
ながらく会っていなくても、一瞬にしてあの日へとタイムスリップできるのは、それだけ密度の濃い時間をともに過ごしてきたあかしだ。
このように貴重な機会を設けてくださった幹事の皆さま、そしてお店の方々には心より御礼申し上げたい。
おすすめイタリアンレストラン【江戸堀タバーン】 in 肥後橋
グルメの街、大阪。
そのど真ん中に店を構えるおいしいイタリアン、江戸堀タバーンさん。
ピザにパスタ、ステーキにドルチェ。
とっても美味しいお料理が、惜しげもなく大盛りで運ばれてくるさまは、まさに圧巻だった。
東京では、ぜったいにこうはいかない。
ちょびっ、とお皿に載ったお料理が、うやうやしく出てくるのが常。
こんなにクオリティが高く、ボリュームのあるお料理を提供するお店が、全国に広がればと願うばかりだ。
大阪にお越しの際には、ぜひ足をお運びいただきたい。
《 江戸堀タバーンの口コミ・評価はこちら 》
母校では、創立100周年を記念して、さまざまなイベントが企画されている。
遠方なので、なかなか参加することはできないが、心だけはいつもそばにある。
愛する母校のますますの発展を、心よりお祈り申し上げたい。
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