石田ゆり子さんもお気に入り 東京 新木場 倉庫カフェ&ギャラリー【カシカ casica】
「ほんとに、ここで合ってるのかなぁ?」
東京・江東区は新木場にある、古びた倉庫にしか見えない建物。
お目当ての場所がここでいいのかどうか、一瞬とまどう。
おずおずと扉を開ける。
銘木倉庫をリノベーションした複合施設【カシカ casica】
そこには、別世界が広がっていた。
漢方薬局を思わせるカウンター。
スペーシーな高い天井。
無秩序に置かれたオブジェ。
それらすべてが奇妙な調和をとげて、カシカならではの秩序を生み出している。
コンセプトは、生きた時間と空間を「可視化(カシカ)」する
秘密基地、あるいは時空の狭間。
まるでここだけが、別の時間軸の上を流れているような錯覚に陥ってしまう。
こんなに不思議な空間なのに、なぜだか居心地がいい。
わたしたちも、はからずも長居してしまった。
本や観葉植物、食器に日用雑貨。
混沌とした空間のなかで、人びとは思うがままにくつろいでいる。
最奥の広いスペースには、ていねいにリペアされた古い家具が並んでいる。
昔、おばあちゃんちで見たような古道具も混ざっている。
見るもよし、買うもよし。
ここでは、モノとのさまざまな関わりかたができる。
古いトランクが時間旅行に誘う
入口を入ってすぐ左横に置かれた、古いトランクの山が圧巻。
よくぞここまで集められたものだ。
このトランクは飾り物の小道具ではなく、じっさいに使用されていたものだと思われる。
そうとう年季が入ったのもあるから、ずいぶんと昔のものなのだろう。
その時代に、スーツケースのような鞄を持って移動する種類の人間といえば。
やんごとなき身分の人か、お金持ちかにちがいない。
いまのとちがってコロコロもついていないから、相当重かったはず。
きっと、お付きの者に運ばせていたんだろうな。
このトランクたちはいったい、どんなところを旅してきたんだろう。
南風食堂監修の、からだにやさしいランチメニュー
ここのカフェメニューがまた、一風変わっていて面白い。
わたしたちが選んだランチは、以下の三品。
干し豆腐、押し麦、レンズ豆、モロヘイヤにパクチー。
ヘルシーな食材が、これでもかというくらいふんだんに使用されている。
「南風食堂」の名の通り、体のなかを優しい風が吹き抜けていくイメージ。
薬膳やアーユルヴェーダの考えをベースに作られていると聞いて、思わず納得。
ダイエットにも良さそう。
石田ゆり子さんもお気に入りの場所
女優の石田ゆり子さんが、ご自身のインスタグラムのなかで、カシカ について言及されている。
お気に入りのカンタを愛おしそうに抱きしめる表情が、とても印象的。
おしゃれで評判の石田さんのことだから、きっとおうちで素敵にアレンジして使っていらっしゃることでしょうね。
あなたも、つぎの週末はカシカで、不思議な時空の旅に出てみませんか?
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