ツイッターはじめました
「皆もすなるツイッターといふものを、我もしてみむとてするなり」
フェイスブックをはじめたときも。
インスタをはじめたときも。
同じようなことを言っていた気がする。
SNSをはじめるたび「土佐日記」を引き合いに出してくる時点で、古い女だと思う。
(←古すぎやろw)
だが「いま」を知ろうとする好奇心については、自分で自分をほめてあげたい。
(by有森選手←これも古いね)
ことしの春。
友達から勧められるがままに、アカウントを取ったツイッター。
デビューしたはいいが、使い方がよくわからない。
知り合いから流れてくる投稿に「いいね」だけして、その他は放置してあった。
しかし先日、宝塚歌劇を観劇したとき。
「同じ趣味の人と交流が持てたら、どんなに楽しいだろう!」
と思いたち、やっと重い腰を上げることにした。
息子先生によるツイッターセミナー
そこでセンセイの出番です。
こういうとき、わたしはいつも、息子先生に教えを請うことにしている。
最先端のSNSのお作法を、サラッとクールに教えてもらえるからだ。
メンドゥーくさそうな先生のごきげんを取りながら、わたしはまずなにをすれば良いのか問うた。
すると、「プロフィールがアカン」 とピシャリ。
(来たね。いつものやつ。)
ホーム画像も背景画像も、なにもかもがダサいそうでつ。
ただでさえフォロワーの少ない新参者に人権はないというのに、このプロフじゃ戦えないというのだ。
わたしはフォトアルバムから「これぞ!」という写真を引っぱり出してきた。
そして、ラインカメラでお星さまキラキラに加工してみた。
先生は諸手を挙げて賛同してはくださらなかったが、「まーええやろ」と言われたので、さっそく投稿してみることに。
内容は「タカラヅカ、宙組公演観てきました〜!」という、初々しさ満載?のツイート(笑)
ツイッター民のみなさまと、仲良くなれるかな♡
Twitter その未知なる世界
「それっ」
ワクワクの期待を胸に、青い「ツイート」ボタンを押してみる。
「ふぅ」
ひと仕事終えたわたしは、宝塚というキーワードで検索をはじめた。
そして「話題のツイート」とやらを覗いてみると…
「う〜ん、この気持ちわかるぅ」
「うまいこと言うなぁ〜」
とヅカファンを唸らせる、珠玉の短文が並んでいる。
わたしが今しがたアップした平々凡々な呟きは、ものの数分でジュラ紀の地層ばりに埋もれていってしまった。
その地層をふたたび掘り起こしたり、広げたりするツールを「リツイート」と呼ぶことも、きのうはじめて理解した。
基本はフェイスブックに似ている感じだけど、速さが!速さが違うのよ!
ツイッターの世界で流れている時間は、フェイスブックのそれとはぜーんぜん違うの。
おもしろい投稿は、それを読んでいる最中にもひっきりなしに「いいねカウンター」の数が増えていくのだ。
カチカチと目まぐるしく更新されていく♡や、リツイートマークの動きが気になって、おちおち楽しんでもいられない。
古い女でしょうか。
昭和生まれの女やさかい、平成にはようついていかん。
…って、もうすぐ平成の世も終わりや言うてはるけどな…
SNSは心の遊び場
フェイスブック、インスタグラム、ツイッター。
とりま、メジャーどころのSNSは、すべて網羅したんじゃないかしら?
でもあれからインスタは放ったらかしで、いまごろ草ボーボーになってると思う。
ときどき手を入れてスッキリさせなきゃ。
現代人は、自分の肉体が住む住居だけでなく、心や魂が生きる場所もメンテナンスしなければいけないのね。
でも、いまはそれが楽しい。
おかんの挑戦は、まだまだ続きそうです。
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