宝塚で舞台化されたおすすめ漫画【天は赤い河のほとり】
宝塚ファンの古い友人・K美ちゃんから、興奮しきったラインが届いた。
「💦」の絵文字を多用しているところに、トキメキと戸惑いがうかがえる。
彼女は先日、別のヅカ友からある本(マンガ)を借りた。
けっこうな長編なので、読みはじめるのに勇気と思いきりが必要とされる作品だ。
まとまった時間ができたのか、はたまた心を決めたのか。
腰を据えて読みはじめたという。
その大作の名は、「天は赤い河のほとり」
古代ヒッタイト帝国を舞台とした、皇太子カイルと現代の日本からタイムスリップした娘・ユーリの時空を超えるラブストーリー。
わたしが、心から愛する少女まんがである。
こちらがK美ちゃんとのLINE。
先に宝塚歌劇のお芝居を観てハマったあと、原作に手を出す。
わたしと、まったく同じ道すじをたどっている(笑)
わたしの場合、劇場で生の公演を観たので自然な流れだが、ブルーレイを観ただけでもあれだけ夢中になれる魅力を放っているということか。
おもしろいのが、ご主人までもがトリコになってしまったこと。
寝る間も惜しんで一気読み…わかる。
この作品は、なにげなく手にとったが最後。
赤い河に、ズルズルと引きずりこまれてしまうから怖い。
女性は恋愛面をクローズアップしがちだが、りっぱな歴史物語でもある同作品。
男性が惹きつけられることにも、深く頷ける。
人気漫画家・篠原千絵先生の世界
わたしは、カイル王子はもちろん、エジプトのラムセス将軍の男っぷりの良さについても注目している。
ラムセスの魅力に引き込まれ、二次小説まがいの記事まで書いてしまったほどだ。
原作者である篠原千絵先生の世界観は、ユニークで美しくて素晴らしい。
人を惹きつけてやまない、魅力的な作品ばかり。
いまわたしは、オスマントルコが舞台の「夢の雫、黄金の鳥籠」を読んでいる。
王子さま、お姫さま、臣下、帝国、野望、陰謀、戦争…そしてもちろん、愛。
こちらも、宝塚にぴったりの壮大なお話。
願わくばこの作品も、ぜひいつか宙組で上演していただけるのを、心からお祈りしている。
【追記】2020年3月、同じく宙組の桜木みなとさん主演で『壮麗帝』が上演されました!
【天は赤い河のほとり】はどこで読める?
わたしは楽天で全巻大人買いしました!
中古じゃなくずべて新品。
折に触れて読みかえす、わたしの宝物です。
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