宝塚歌劇団【宙組】誕生20周年記念イベント
来たる、2018年2月19日。
「宝塚歌劇団 宙組誕生20周年記念イベント」が開催される。
宙組関係者のみなさま、ならびにファンのみなさま。
宙組ファンの一員として、心よりお祝いを申し上げます。
今日は、このイベントの「チケットぴあ」一般発売日だった。
友だと思っていた「宝塚友の会」の抽選に敗れ、背水の陣で挑んだ「絶対に負けられない戦い」
何日も前からソワソワし、アドレナリン出しまくりで参戦した。
ヅカ友のKちゃんと、固定電話&スマホの二刀流で、それぞれに百万回ほどダイヤル。
けれど、結果はあえなく玉砕。
で・す・よ・ね〜。
20年来の、タテにもヨコにも、それこそ細かーい編み目のように、果てしなく広がる宙組ファン。
縦の糸はアナタ。
横の糸も、アナタ。
それは、舞台にかかる重い緞帳さながら、一枚の巨大な織物となって、わたしたちの前に立ちはだかった。
もしかして。
われわれの出る「幕」など、どこにもないのでは。
30分ほどチャレンジしたところで、見えない魔物の存在に気づいたわたしたち。
仕方なく、LINEで報告会をはじめた。
砂の数ほどいるヅカファンたちが、同じ時間に同じ番号に、血まなこになって電話をかけていることを想像すると、このへんが潮時だと思わざるをえなかった。
欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)による往年のヒット曲、「ラヴ・イズ・オーヴァー」のメロディーにのせて悲しみを伝えると、彼女もそれに応えてくれた。
その後もしぶとく30分以上はトライしてみたが、NTTのお姉さんのよそよそしい機械音声以外、聞こえてくることはなかった。
お酒なんかで〜ごまかさないで〜
本当の自分を〜じっと見つめて〜
…わかっている。
わかっているけど、飲まなきゃやっていられないのさ。
グラスに浮かぶ、宇宙の星屑を拾い集める。
さあ、涙を拭いて前に進もう。
つぎの宙組公演があるじゃないか。
トップスター、真風涼帆様のお披露目公演「天は赤い河のほとり」
←なんだか、高校時代の赤点を思わせるタイトルだなあ(わたしだけか?笑)
これまた激しいチケット争奪戦が予想されるが、そこはもうヅカファンの宿命。
抽選運アップを祈祷するか、電話早押しの術を磨いて、泥臭くがんばるしかない。
📕 わたしと宝塚の歴史については、こちらをどうぞ。
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