現役CAが教える【ブリュッセル】おすすめ半日観光スポット
ヨーロッパを訪れた際、ひとつの国に短時間しかいられないことってありますよね。
そんなとき、限られた時間を使って限りなく満足度の高い旅をする方法をお伝えします。
あらかじめ旅の方向性を考えておく
旅を実りあるものにするためには、大事なことがあります。
それは、事前におおかた旅の種類を決めておくこと。
1️⃣ おのぼりさん or ミーハー心を満たす
2️⃣ 専門性(ヲタク魂)を追求する
3️⃣ 現地に住ひとたちと交流する
旅のスタイルには、さまざまな種類があるかと思いますが、当ブログではこの三つに絞ってご案内します。
今回は、ブリュッセル半日プランを例にとってご説明しましょう。
最初の記事なので、まずは1️⃣からのアプローチです。
かけ足で回るブリュッセル
空港に降り立ったら、なにはともあれ世界遺産グランプラスを目指そう。
しかしグランプラスにたどり着くまで、インスタ映えするスポットてんこ盛りのため、なかなか目的地まで歩を進めることができない。
とりわけ、スイーツの誘惑がすごい。
甘い香りが町中に立ち込めている。
わたしたちが足を止めた、ときめきスポットをたどっていこう。
色とりどりのふわふわギモーヴ
ギモーヴには、たくさんの魅惑的なフレーバーがある。
一個から購入可能なので、いくつか買って食べ比べてみた。
もちもちの食感がたまらない!
わたしのお気に入りは、写真右のヴァイオレット(スミレ味💜)
ガラスの壺の不思議な形状もツボ🏺
Neuhaus ノイハウス
チョコレートでできた、等身大のイブニングドレスがディスプレイに。
本物のオートクチュールみたいに、ドラマティックで目をひくデザイン。
宝塚の娘役さんがショーで着ているような華やかさ。
さすがは老舗の貫禄。
ここだけが異世界のように、圧倒的な存在感を放っている。
しかしこれ、本当に着用したら体温で溶けちゃうだろうな!(笑)
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日本ではまだ見たことがないような、ステキなお店がいっぱい。
ケーキにクッキー、マフィンにマカロン、エクレアそしてキャンディー!
目にも美味しい、可愛いお菓子の数々。
ディスプレイだけで、ご飯三杯はいけそう(?)
いつしか、写真を撮ることに夢中になっていた。
街並みの美しさに抗えず、そこかしこで立ち止まる。
早くグランプラスに行かなきゃ。
小さい街だが、魅力的なトラップが多いので、けっこうな回り道をしてしまう。
でも、旅は人生と同じ。
回り道こそ、味わい深いのだ。
おすすめベルギーチョコレート
あちこちでチョコレートを試食させてもらったが、わたしが買ったのがオレンジ味のトリュフ。
オレンジの他にも、シャンパン、ストロベリー、カカオなど、数種類のフレーバーが楽しめる。
BS40
その名のとおり、バター通り40番地にある、とってもかわいいショコラティエ。
味もバツグンにわたし好み!
ゴディバやノイハウスは、まちがいなく良いけれど、自身の舌が欲するショコラを発見したときの悦びといったらない。
しかも食事と観光をしているあいだ、買ったチョコレートは預かっていてくれるという。
なんときめ細やかなサービス。
荷物が多くなりがちな道中。
身軽に行動できるのは、すごくありがたい。
Grand place グランプラス
BS40から少し歩くと、大きな広場に出る。
やっとこさグランプラスに着いた!
歴史的建造物のなかに、超有名ショコラティエの本店や、洒落たカフェがひしめいている。
この広場は、ヴィクトル・ユゴーをして「世界で最も美しい広場」と言わしめた場所。
しかしその華やかな外観とは裏腹に、宗教的、政治的に悲しい歴史も多く有している。
レストラン【スケルテマ】
つぎはBS40の店員さんから教えてもらった、ランチにおすすめのお店を紹介しよう。
スケルテマは、グランプラスからほど近い、現地の人たちも足繁く通う人気店。
やっぱりベルギーに来たら、ムール貝と白ワインは外せない。
ギャルソンのおじさんにムール貝に合うワインを尋ねてみる。
すかさず、シャブリが運ばれてくる。
シャトー・ド・マリニー。
フェミニンでエレガントな味わいが、ムール貝にはもちろん、おじさんオススメの帆立のお料理にもぴったり!
マリアージュという言葉が、これほど当てはまる組み合わせもないだろう。
つけあわせのフリッツ(フライドポテト)にも、バゲットにだってしっくりくる。
人は、その出逢いに感謝できるワインに、一生のうち何度めぐり合うことができるだろうか。
このワインは紛れもなく、そのうちの1本であった。
ギャルソンたちとのおしゃべりも、楽しい旅の思い出。
口コミで伝わるお店に、ハズレはない。
ブリュッセルに限らず、旅に出たなら現地の人たちの言うことを聞いてみよう。
さて!お腹がいっぱいになったところで、観光をつづけよう。
小便小僧
世界三大ガッカリのひとつとして名高い像であるが、かならず訪れてほしい。
どんなに小さくても、ブリュッセル最長老市民として、その歴史を見守ってきたのだから。
ときに盗まれたり、戦禍に巻き込まれながらも、その身を賭して市民の生活に寄り添いつづけた。
物言わぬ歴史の語り部である、雄弁な彼の姿を、ぜひ一目ご覧になっていただきたい。
街中にしょんべん小僧のオブジェが見られます。
Maison Dandoy メゾン・ダンドワ
最後に、驚くほど美味なワッフルをご紹介する。
「天使のおやつ」とでも称したいくらい、フワフワ軽くて夢見心地な舌触り。
掘り出し物のお菓子屋さんを見つけたと思って嬉々としていたら、すでに日本に入って来ているみたい ≫ メゾンダンドワ
ファッションでもスイーツでも、もはや日本で手に入らないブランドはないのかも。
ドアノブが、ワッフルの焼き型の形をしているんだよ。
隠れミッキーを見つけた気分。
ビスケットやサブレなど、焼き菓子のお取り寄せができます🍪
価格:6,000円 |
ブリュッセル旅行ガイド まとめ
1️⃣を構成する重要なキーワード、 「カワイイ、おいしい、すごい」 にしたがった結果、とってもおのぼりさんでミーハーな旅ができました。
なお、ここには記載しませんでしたが、冒頭の写真にあるサンミッシェル大聖堂も見学しています。
ご参考までに、合計所要時間は5時間余りでした。
また折りにふれ、2️⃣、3️⃣についてもレポートしたいと思います。
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