ウェイ系とは【若者言葉 2017】
「Aちゃんからライン返って来ないんだよね〜」
最近ガールフレンドができた息子は、いつも彼女からの返信を気にしている。
「いつまでも待っていないで、早く寝なさい」
「ワンチャン、今日中に連絡あるかも」
待つわ
待ちわびて
待ちくたびれて
昭和の歌謡曲シーンでは、待つのはいつも女だと、相場が決まっていたのに。
男が女を待つのがふつうの時代が来たのね。
男女の立場の逆転?だけでなく。
若者がつかう言葉の変遷ぶりには、目を見張るものがある。
最新の広辞苑には、「がっつり」や「のりのり」などが現代語として追加されるが、「ワンチャン」が掲載される日も、そう遠くはないだろう。
「ワンチャン」とは「One chance」の略。
「ひょっとしていけるかも」という意味である。
イヌのことでも、ましてや王貞治氏のことでもない。
ほかに気になる単語に、「とりま」というのがある。
焼き鳥のネギマより、鶏肉の割合が多いものかと思っていたら。
「とりあえず、まあ〜」の略語だというではないか。
いちばんナゾいのが、
ハッ!「ナゾイ」が自然に出てしまった!
わたしも、若者文化に侵食されてしまったのか?←ちょっと嬉しそう
モトイ。
いちばんナゾなのが、「ウェイ」である。
遊び好きでチャラいひとたちのことを「ウェイ系」と呼ぶらしい。
ノリが良く「ウェーイ」と言ったり、言いそうなひとに適用されるそうだ。
さらに難解なのが、それが1ウェイ、2ウェイと、数えられる名詞になっていることだ。
「あいつ10ウェイだな」のように、調子に乗っている度合い=ウェイ度をはかる単位としても用いられている。
その認定に関しては境界線があいまいで、個々人のウェイに対する概念が大きく作用するようだ。
ちなみに、うちの息子は友だちから6ウェイって言われているんだと。
それって、いいんだか悪いんだか(笑)
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