ミセスCAのオン&オフ日誌

50代現役外資系キャビンクルーライフ

【2026年飛び初め】リリースフライトに行ってきます

【2026年飛び初め】リリースフライトに行ってきます

 


明日から飛び初め。

先月下旬にトレーニーフライトを終え、年末年始は心安らかに過ごした。

 

お次はリリースフライト。

訓練生を卒業し、独り立ちするための最終関門だ。

 

パーサーからメールが来ていた。

確認事項があるから、ふたりでディブリーフィングをすると。

そのメールは事務的なだけの内容ではなく、「戻ってきてくれて嬉しい」という温かな歓迎に満ちあふれたものだった。

 

フライトも二度目なら

 

クルーは優しい。

でも、やっぱり緊張する。

なんにしても、2回目の方が怖いと思う。

初めてのときって、怖いもの知らずで、熱に浮かされたように終わってしまう。

だけど2回目には、ちょっと冷静さが戻ってきて、いろんなことが見えてくる。

これって、ちょっと恋に似ている?

頭を冷やすため(笑)このあと、エプロンとスカーフにていねいにアイロンがけします。

 

暗くて寒い時間帯の早起き。

怒涛の身支度。

タクシーの手配。

荷物を持ってバスに乗り換え。

空港カウンターに立ち寄ってからのクルーゲート。

そこを抜けたらみんながいる。

あとは搭乗ゲートに向かうだけ。

飛行機に乗りこんだら、新しい物語の始まり。

 

日本ブームのピークが来ている

 

先日、コペンハーゲンから戻った同期のAちゃんから、

「ミキちゃんとコペンに帰るクルーと一緒やったで!」

とLINEをもらった。

いつものごとく、とても良い人たちばかりだという。

 

今回は日本で3泊のロングステイだったので、それぞれにファミリーメンバーを連れてきている。

明日、みんなにどこに行ったか聞くのが楽しみ。

 

日本は今、世界中で空前のブーム。

わたしはヨーロッパの航空会社に勤務しているが、この30年間で体感的にもっともアツい。

言葉を選ばずに言うと、日本が憧れの場所になっている。

街も人も、考え方さえもリスペクトされるようになったと感じる。

わたしたちは、この素晴らしい国を大切にしないといけない。

 

客室乗務員は水際で働く、その国の文化の代表選手みたいなもの。

一人一人の力は小さいかもしれないけど。

いつもそんな誇りを胸に、一本一本のフライトに臨んでいる。

 

同じ釜の飯を食った同期

 

訓練休憩中の一コマ。ここが私たち3人の定位置。

 

1995年に入社したのは6人。

2026年現在、わたしを含めて残っている同期は3人だ。

いま、Aちゃんは大阪、M美はバンコクにいる。

 

現役3人のLINEグループがあって、今日もやりとりしている。

M美もこれからリリースフライトで緊張しているようすだ。

さきほど75分出発が遅れるとの連絡があり、時間をもてあましてホテルのプールサイドで勉強しているとのこと。

 

世界中だれがどこにいても、手に取るように気持ちが分かり合えるようになった。

もともと仲のいい同期ではあったが、2度目の訓練を通してさらに絆が深まった。

『同じ釜の飯を食った』と記したが、実際Aちゃんが旅行用の鍋を持ってきていて、毎日のようにおにぎりを握ってくれた。

だからこの文章は、ただの比喩ではない(笑)

 

いつも一人二個すつ

 

M美から「たった今ホテルを出たよ」とLINEがあった。

今日も満席。

明日も満席。

たいへんだけど、ありがたいことです。

 

乗客の安全をしっかりと守りながら、自分自身も楽しむことができる。

奇跡のようなこの仕事に戻れたことに、何度でも感謝したい。

さあ、わたしもこれから、最終の着陸体制(明日の準備)に入ります!

 

 

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