【ALTとの学校生活】イギリス人ウィル先生との日々
イギリス人のALT (外国語指導助手)、ウィル先生と働き始めてちょうど一か月。
わたしにとっては、すでになくてはならない存在となっている。
まだうちの息子と変わらない年齢だけど、授業は上手だし、たよりがいがある。
ソフトな物腰、おだやかな話し方、思いやりあふれる態度。
どれをとってもすばらしいバディだ。
これまであまりイギリス人と接する機会がなかったけど、日本人ととても似ているかも。
それも大阪じゃなくて、東京と京都を融合させたかんじ?
わたしが「The students in Class 1-B are noisy.(1年B組の生徒はやかましい)」というところを、ウィルは「They are full of energy.(元気いっぱいですね)」と言う。
とにかく優しくて、絵にかいたようなイングリッシュジェントルマンなのだ。
ウィル先生、日本語(漢字)勉強中
そんなウィルは、ただいま絶賛「Kanji」の勉強中。
英語のアルファベットは26文字しかないのに、日本語はひらがな、カタカナ、漢字と、無限大に覚えることがある。
世界でもっとも難しい言葉の一つだと言われている日本語。
だから日本語を学んでいる外国人のひとはすごいなと思う。
3人の女性と書いてnoisyと読む…
ある日、1年B組の授業のあとに、ウィルは言った。
「カレラハ、three womenデスネ?」
最初、何を言っているのか分からなかったが、
『スリーウーマン…3人の女性…』
もしかして!と思って休み時間に調べてみたら、やっぱりそうだった。
【姦しい】(かしましい)
いつ使うねんそんな漢字!
見れば、不可思議な例文のオンパレード。
ウィルが使っている日本語学習アプリ?サイト?は、日本人からするとネタみたいな文章ばかり。
ウィルのたどたどしくかわいらしい発音で読まれると、おもしろすぎて吹き出してしまう。
もっといいアプリ、ほかにないのかな。
お麩タイム
お昼休みはいつも、ふたり一緒に給食を食べている。
職員室横にあるスペースに、テーブルと椅子が置いてあるので、そこで向かい合って食べる。
先日は、お味噌汁の中に麩が入っていた。
ウィル:"What is this?"
わたし:"It's FU."
ウィル:"Who?"
わたし:"No, FU."
みたいな、コントまがいの会話になって大笑いした。
ウィルは、「What is who?(何が誰?)」とさらに追い打ちをかけてきたので、ちょっと大阪人にも似てると思った。
日々楽しいが更新されていく、ウィルとの学校生活。
今日は土曜日。
彼がハッピーな週末を過ごしていることを願う。
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