『愛の不時着』ロスから抜け出せない【韓国ドラマの沼の前で】
Netflixで独占配信されている大人気韓国ドラマ『愛の不時着』を見終わった。
あまりにも良かった。
控えめに言って、良すぎた。
この先の人生で「好きなドラマは何?」と聞かれたら、かならずこの作品の名前を挙げるだろう。
最終回を見てからしばらく経つというのに、わたしの心はまだ北朝鮮と韓国の間を行ったり来たりしている。
この現象を『不時着ロス』というらしい。
ロスを埋めるために、別の韓国ドラマを見ようと思う。
きのうは本屋さんで、韓流ドラマの辞書みたいな分厚い本を買ってしまうところだった。
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こうやって人はみな、韓流にハマっていくのだな。
沼の入り口にたたずみながら、そんなことを考える。
沼の深さはどれほどだろうか。
広さは?
温度は?
そこにいて苦しくはないのか?
宝塚沼にハマっていろいろあっただけに、ちょっぴり慎重な自分がいる。
ドラマや映画のキャストについて思うこと
ストーリー自体は視聴完了してしまったので、どうにかこの気持ちを満たせるものが欲しい。
気がつくと、YouTubeの検索窓に『愛の不時着』と入力している自分がいた(無意識)
(ここでショパンの『ノクターン』脳内再生♪)
そこには、ドラマ撮影時のNG映像や、主演コンビのソン・イェジンとヒョンビンによるラブラブ記者会見など、オタクを喜ばせるコンテンツがずらりと並んでいた。
だけど、本作で敵同士だった主人公リ・ジョンヒョクと悪役チョ・チョルガンが仲良くしている動画などを見ると、うれしい反面、ちょっと複雑な気持ちになった。
先だっての映画『キングダム』に関しても同じだ。
シュッとした美しいお顔の、素の大沢たかおさんを見るにつけ、猛者・王騎将軍とのギャップに驚かされる。
映画でもドラマでも、作品に感情移入しすぎると、現実を見たときに「小さな違和感」と戦う羽目になる。
とくに極悪キャラのいわゆる「中の人」が、実際はめちゃくちゃ良い人だったりすると、頭の中でバグが起きる。
これもまた、エンタメの醍醐味の一つなのだけれど。
みなさんはどうですか?
作品は作品として切り離して考えられる派?
それとも、演じている生身の俳優さんと重ね合わせちゃう派?
韓流ドラマ『愛の不時着』ロスを埋める方法
おもしろいのが、『愛の不時着』ロス患者に処方箋を与えてくれるブログサイトがあることだ。
次はなにを見ればいいよとか、ヒョンビンさんが出ているおすすめ作品はこれだよとか。
沼落ちしかけている者に、今後の身の振り方について、ていねいに教えてくれる人がわんさかいる。
それだけ需要がある…同じ思いをしている人がたくさんいるってことなんだなあ。
わたしも参考にさせていただきます!
韓流ドラマ『愛の不時着』を見て芽生えた感情
この作品を見て、スイスに行きたくなった。
わたしがまだ訪ねたことのない国。
ユン・セリとジョンヒョクが出会い、愛を育んだ場所。
そして、韓国語を学びたくなった。
かつて修得しようと試みて、挫折した外国語の一つ。
情感豊かなあの言葉を、自分でも喋ってみたい。
映画やドラマを通して、新しい自分の感情に出会えるのは何よりの喜びだ。
まだ見ぬ世界を求めて飛び続ける心。
次はどこに不時着するだろうか。
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