ミセスCAのオン&オフ日誌

現役主婦CAが人生という旅の中で感じた諸々を綴ります。 愛する故郷大阪・東京と世界を繋ぐ架け橋となるのが夢。

スウェーデン人のヅカ友ができた話

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前回のフライトでの話。

エコノミークラス担当だったわたし。

仕事が終わって、ビジネスクラスに行った。

すると、ビジネス担当のスチュワードから

 

「You like TAKARAZUKA(タカラヅカ、好きなんだよね)?」

 

と言われて、のけぞるくらい驚いた。

 

「I went to TAKARZUKA yesterday (きのう観に行ったよ)」

 

なぜスウェーデン人の口からタカラヅカというワードが?

どうしてマーティンはわたしが宝塚好きだと知っているの?

そもそも、チケットはどうしたんだ?

 

いろんな疑問がいっぺんに押し寄せてきて、一瞬言葉を失ってしまった。

 

よくよく話を聞いてみた。

 

マーティンは親日家であること。

わたしがヅカファンだと、もうひとりの日本人クルーから聞いたこと。

ネットで調べて、当日券に並んだこと。

 

すべてにおいて合点がいった。

 

しかし、およそ11時間のフライトのあと成田から日比谷に向かったなんて。

いくらヅカオタなわたしでも、帰国した日に観劇はキツい。

しかも機内でずーっと立っていたのに、さらに立ち見だなんて。

想像しただけで倒れそう。

 

でも彼はキラキラした目で「ファンタスティック」と連発していた。

スウェーデン人だけに、本物のフェルゼンみたいだった。

 

「英語であらすじを読んでいたから、流れはつかめたよ!」

 

たしかに、パンフレットにも公演チラシにも、あらすじが英語で表記してある。

今まで、これはいったい誰のための英訳だろうと思っていたが、こういう人たちのためだったのね。

 

「劇場にいた外国人はボクひとりだったよ!」

 

そーだろうな。

長年ヅカファンやってるけど、日本人以外の観客をいまだ見たことがない。

背の高い白人のイケメンがひとりで立っていたら、目立ってしゃーないと思う。

 

お芝居【霧深きエルベのほとり】については、前半部分はセリフが多すぎて理解できなかったが、後半はとても感動したらしい。

ショー【ESTRELLAS】はみんなノリノリで超楽しかった!と。

男役は男にしか見えないけれど、立ち姿が美しく浮世離れしている、と。

 

ギャレーにはスチュワードのリチャードもいて、マーティンは宝塚について一生懸命説明していた。

 

女性だけの劇団なんだよ。

花とか月とか、いくつかのグループに分かれているの。

ボクが観たのはstar troupeなんだけどね。

 

(ウンウン、そうだね)

 

すごいんだよ〜

試験が難しいらしくてね。

毎年40人くらいしか入団できないんだって!

 

(よく知ってるね!笑)

 

もともとは鉄道会社が町おこしのために始めたみたいだよ。

温泉地に劇場をつくったら人気が出て、どんどん大きくなったんだって!

 

(あんたなんでそんな詳しいの!爆笑)

 

惚れたよ!

そんなに好きになってくれたなんて。

ちゃんと椅子に座って観せてあげたい。

 

「こんどチケット取れたら、一緒に来る?」

「うん!行く行く!」

 

かくして、思いがけず外国人のヅカ友ができてしまった。

次回ご観劇の折に、ヨーロッパ人男性を連れて歩いている女を見かけたら。

それは、わたしかもしれません。

 

 

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