ミセスCAのオンオフスイッチ【冬のステイ日誌】

ミセスCAのオンオフスイッチ【冬のステイ日誌】

 

おはようございます。

 

わたしはいま、フライトでヨーロッパの某都市に来ています。

こちらはただいま、摂氏8℃。

 

けさは霧が深く立ちこめ、窓から見える街の景色も、すっかり冬の色です。

琥珀色の屋根も、赤や黄色に色づいた木々も、白くけぶって見えます。

 

しかし、ホテル真向かいにある湖の住人、白鳥さんたちは今日も元気。

さきほどまで眼下にいたかと思えば、つぎに見るとずいぶん向こうまで泳いで行ってしまっている。

 

あのひとたちも、じっとしていられないんでしょうかね。

湖の水が冷たすぎて。

それとも、ディズニーランドのミッキーマウスみたいに、パーク内(湖内)に何匹かいてはるんでしょうか…

 

f:id:ciel114:20181110184944j:plain

白鳥の湖・無修正画像

 

日本とヨーロッパ中央時間との時差

 

日本とヨーロッパ中央時間には、夏は7時間、冬は8時間の時差があります。

 

なので日本のみなさんが夕方「今日の仕事も終わった〜」と、ひと息ついておられるころに、わたしたちが朝のしたくをはじめます。

 

昨夜は11時間寝ました。

11時間のフライトのあとは、それくらい寝ないと元の世界に戻って来られないのです。

今日もこれから帰国便で11時間働くわけですから、リセット睡眠が必要です。

 

フライト前のルーティーン

 

まずは、熱いコーヒーを一杯。

パンや果物をかじりながら、きのうのフライトのこと、今日のフライトのこと、日本に帰ってからの身の振りかたなどを、ゆっくりと考えます。

 

つぎは顔面づくり。

心のなかみは昭和でも、メイクだけは古めかしくならないないように。

保安要員としての信頼感と、サービス要員としての華やかさ。

その二つの要素が、バランスよく共存できるラインを死守します。

彫りの深いヨーロッパ人と一緒に働くため、多少派手でも浮きません。

むしろ派手めなメイクをしないと、カオナシが一人紛れこんだようになってしまいます。

崩れにくいメイクに関しては、年季が入っているためお手のものです。

(愛用している化粧品に関しましては、「コスメ」のカテゴリーをご参照ください)

 

そして荷物をコンパクトにパッキング。

職業柄、旅の荷造りは大得意。

丸められるものは丸めて収納。

隙間にも、びっちりと詰め込んでやります。

笑えるくらいちっちゃくまとまります。

 

最後に、制服のジャケットをはおります。

鏡を見ながら全体のシルエットを確認したら、スーツケースとともに部屋を後にします。

ロビーに降りてチェックアウトを済ませたら、クルーバスに乗り込んで、いざ空港へ。

 

水面下で努力する白鳥のように

 

家族はみんな、わたしの仕事に協力的です。

でも、お弁当や晩ごはん作り、掃除に洗濯、愛犬シエルの散歩など…

主婦としてのわたしがいなくなることで、ずいぶんと負担をかけています。

そのうえで成り立っている、CAとしてのわたし。

眠いとかしんどいとか、言ってられません!

 

今日も湖を行く白鳥さんたちのように、お客さまから「あの人、機内に何人かいてはるんとちゃう?」と言われるくらい、がんばって働きます。

 

応援クリック🌰励みになります!


人気ブログランキング