ミセスCAのオン&オフ日誌

現役主婦CAが、人生という旅の中で感じた諸々を綴ります。 愛する故郷大阪と、東京そして世界を繋ぐ架け橋となるのが夢。

雪〜美しき脅威〜

ヨーロッパ全域が、大寒波に見舞われている。

 

イタリアのナポリでは62年ぶりの雪が降り、ドイツのバイエルン州ではマイナス30.5度を記録し、117年ぶりに最低気温を更新したという。

 

わたしは今、デンマークはコペンハーゲンにいるが、こちらも雪である。

 

わたしが滞在しているホテルには、世界各国のエアラインクルーがステイしており、送迎バスのドライバーは、いろんな国から来たクルーを乗せて空港とホテルを往復している。

 

エジプト航空のクルーを乗せたドライバーによると、彼らは雪を見て大はしゃぎ、ずーっと車窓から写真を撮っていたそうな。

 

エジプト人にとって雪は珍しいから嬉しかったのだろう。

 

微笑ましい話だが、この雪でたくさんの死者やケガ人が出ているというから複雑な気持ちだ。

 

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こちらに到着した日の気温は0度。

 

0度は英語で、フリージングポイントと言う。

 

機長のアナウンスを即時通訳するのが日本人乗務員の仕事だが、入社当時、気温はすべて数字で表されると思っていたから、「本日の気温はフリージングポイントでございます」と聞いて、「なんじゃそりゃー!」と焦ったことを覚えている。

 

あす成田に戻る便に乗務するが、心配されるのがディアイシング。

 

機体に着いた氷を取り除く作業を指すが、これに時間がかかると出発が遅れる。

 

しかし数センチの着氷でも、25パーセントもの浮力を失うというから、しっかり除去せねばならない。

 

お天気と安全運行には、切っても切れない関係性があるのである。

 

雪は見るには美しいけれど、実生活では脅威となりかねない。

 

人間にも言えることだが、二面性のあるものには十分注意が必要だ。

 

 

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