スカンジナビア三国【デンマーク・スウェーデン・ノルウェー】あなたの知らない北欧
あなたは北欧について、どのようなイメージをお持ちだろうか？
白夜、オーロラ、フィヨルド、インテリア？
それとも、サンタクロースやムーミン？
遠い遠い北ヨーロッパの国々。
今回は、日本人にはあまり知られていない、北欧の国々の違いについてお話ししたいと思う。
スカンジナビア三国
北欧の中でも、デンマーク・スウェーデン・ノルウェーは、スカンジナビア三国と呼ばれている。
デンマークを代表する作家・アンデルセンは、数々の有名なおとぎ話を生み出した。
スウェーデンでは、栄えあるノーベル賞の授賞式に、世界中の人々が集まる。
ノルウェーはウィンタースポーツに強く、オリンピックで金メダルを量産する。
昔から、スカンジナビア三国は似通った文化を有し、切っても切れない間柄にある。
だが、その違いもまた、明確に存在している。
これは、わたし独自の分析によるものだが、わかりやすく言えば、
デンマーク＝大阪
スウェーデン＝東京
ノルウェー＝北海道
に、それぞれ例えられる。
デンマーク人＝冗談いうてナンボ
スウェーデン人＝常識的でまじめ
ノルウェー人＝素朴でおだやか
という基本的な性格の特徴が、おおよそ同じに思われる。
デンマーク人の印象
コミュニケーション能力が高く、ノリが良くフレンドリー。
しかしデンマーク人のジョークは、ときにきっつい。
だけどわたしは大阪人。
たいがいのことは「せやな！」と笑い飛ばせるし、へんな裏表がないので、わかりやすいっちゃーわかりやすい。
スウェーデン人の印象
見ためが洗練されていて、仕事ぶりが的確かつ細やかなのはスウェーデン人だ。
彼らは自分たちが都会人だと自負している。
そのため、ときおりデンマーク人のことをジャガイモを食べているような話し方だとディスったり、ノルウェー人のことを山から来た田舎者認定したりする。
ノルウェー人の印象
ノルウェー人は、とりわけ穏やかで優しい人が多い。
冗談も言うが、万人受けするような内容にとどまっている。
他人のことをあまり悪く言わないかわりに、わが道を行くため、周囲から浮きやすいという欠点がある。
一見しただけで三者を見分けることは難しいが、しばらく接していると、おおかたどの国から来たかが分かる。
かつては戦争をくりかえし、激しい敵対関係にあった三国であるが、いまではお互いになくてはならない関係性にある。
われわれも近隣の国々・中国や韓国などと、スカンジナビア三国のような間柄になれたら、どんなに良いだろうかと考える。
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